私の片思い実るか否か…これを占いに委ねるのはあり?

片思いの相手との行方を占いに頼ると言うことは、よくある「姓名や生年月日で相性を占う」といった方法で行うことが多いです。
姓名判断として互いのマッチング度合いをみたり、誕生日だけで男女の関係性の良さが決まってしまうのであれば、世の中にいるカップルまたは夫婦は「非常に稀有な存在」ということになります。
占いによって「相性が良い」と判断される方がどの程度の割合で現れるのかにもよりますが、本当に大切なことは「自分の気持ち」です。

よく言われる言葉として、「恋(恋愛)は偶然、愛(結婚)は必然」という風に表現されますが、これは心理学の観点から見ても非常に的を射ているものです。
なぜなら、「好きになる」ということには突発性がありますが、「付き合う、結婚する」といったことには突発性はないからです。
もっとも、厳密に行ってしまえば人を好きになること自体も必然なのですが、世の中の理想としては「運命」としておいた方が何かと便利です。

自身の恋愛が成就するのかどうかを「占いに託す」という方は意外なほどたくさんいます。
本来、自分自身で判断するべきことであることは十分に理解できているうえで「誰かに任せる」という選択をする理由は、ひとえに「自分自身の責任として背負いたくない」という深層心理が関係しています。

たとえば、好きになった方が自分のことをどのように思っているのかが分からない状況では、「告白してフラれることが怖い」といった理由から躊躇することが増えます。
もちろん、こういった感情は何ら珍しいものではなく、多くの人が「もしもフラれてしまった」という可能性を危惧して告白をためらうことがあります。
それもそのはず、自分が好意を寄せている相手と「付き合いたい」と思うのは当然で、告白して失敗した場合にはその可能性が亡くなってしまうからです。

もちろん、実際にどのような状況になったとしても可能性がなくなってしまうことはないのですが、この時点では「失敗したくない」という考えが優先されてしまっても何ら不思議はありません。
むしろ、失敗することに対して抵抗を感じるのはごく普通の感覚であり、その感覚を持たずに成功し続けられる人はほとんどいません。

片思いの状態は、いわば「勝手に好意を寄せている状態」に過ぎません。
相手からしてみれば、どのように思われているのかが分からない状態であり、この状態では状況が変化することはまずありません。
もしも、相手も同じような気持ちを持っている場合には「印象が高まる」といった変化が起こることはありますが、仮にそういう状況だったとしても「お互いに気付くことができない状態」なので、どういう状況なのかは不明のままです。

どちらか一方、もしくは双方が自分の気持ちを相手に伝えることにより、初めて状況の進展が望めます。
「好き」という言葉を発することによって相手に気持ちが伝わり、その思いを受けてどういった対応をするのかを考える機会が生まれます。
たとえば、両想いの状態でどちらかがきっかけを作って告白した場合には、非常に高い確率で成功してカップルになることができます。
しかし、片思いの場合はフラれてしまう可能性も十分に考えられます。

相思相愛だったとして、それがお互いに認識できてる状態であればなんの問題もありません。
後は、どちらが先にきっかけを作るのかだけが問題になるだけで、場合によっては一切告白することなく交際が始まることもあります。
ただし、片方が思いを寄せている状態に関しては、その思いを伝える作業が必須になります。

必ずしも「告白」という体をとる必要はありませんが、対象に対して「好きだ」という気持ちを伝えることがスタートラインです。
もし、告白する勇気が持てないということであれば、友人などを介して「好意を持っている」という事実を伝えてもらうだけでも発展の可能性があります。
兎にも角にも、お互いもしくはどちらかがどのような感情を抱いているのかがはっきりすることが重要です。

「失敗するかもしれない」という状況であれば、多くが「失敗したくない」という感情を持ちます。
これは当然の感情といえますが、中には「当たって砕けろ」と割り切ってしまうことができる方もいます。
そして、恋愛が成功しやすい人の多くはこういったタイプです。

玉砕覚悟の特攻隊にならなければいけないということではないものの、自分の思いを伝えなければ何の進展も望めない以上、どこかのタイミングで気持ちを打ち明ける必要があります。
もし、「遠くから眺めているだけで良い」と思うならば話は別ですが、交際することを望む場合には「告白する」という行動に向けてモチベーションを高めていく必要があります。

どのような方法でモチベーションを高めるのかは人それぞれですが、その手段として「占い」の力を借りるという方法はもちろん有効です。
ただ、「占いの結果で行動を決める」と考えるのではなく、あくまでも「アドバイス」として捉えることが大切です。

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